【2016夏フラッグシップモデル #1】 「超キモチいい」を起動する “パフォーマンス”
2016年6月28日
スマートフォン AQUOS 2016夏フラッグシップモデル特集!
第一弾は、株式会社NTTドコモ様より発売された「AQUOS ZETA SH-04H」の担当者に、
“パフォーマンス”の魅力について聞いてみました!
AQUOS ZETA SH-04H
「AQUOS ZETA SH-04H」の担当者に、“パフォーマンス”のことを聞いてみました
商品企画担当
―― 2016夏フラッグシップモデルの特長を教えてください。
企画 スマートフォンからけなげに話しかけてくれる「エモパー」や、情緒的な光を演出するヒカリエモーション、2.5Dガラスが織りなす自然なフォルムなど、“人に寄り添う”ことを大きなテーマとして掲げています。120Hz※1のハイスピードIGZOが実現するなめらかで精細な描画や、より進化したカメラ、使いやすいユーザーインターフェースなど、お話したいことがたくさんあります。
―― 今回は、“パフォーマンス”についてお聞きしたいと思います。
企画 まずは、ハイスピードIGZOが実現するなめらかな描画についてですが、ハイスピードIGZOは、従来の2倍※2の速度で描画をすることができます。画面を素早くスクロールする際や、動きの激しい動画を見る際など、残像を抑えることができるという特長があります※3。
―― SNSやニュースを読むときに、画面を素早く動かすことって結構ありますよね。素早く動かしながらも、気になる写真や言葉を探したり。
企画 なめらかな表示は、見やすさや気持ちの良さの他にも、良い点があるんですよ。スマートフォンの操作を長時間行った場合に、ハイスピードIGZO(120Hz)を利用した方が、目が疲れにくいということも実証実験によってわかっています。
試験機関: (株)総合医科学研究所
試験方法:スマートフォンの動画30分間、自動スクロール条件下の静止画面30分間の注視の計1時間を1セットとし、2セット実施。[自覚症しらべによる評価(p<0.01)]
対象被験者:就寝前にスマートフォンを使用する習慣があり、スマートフォンの使用で眼の疲れを感じやすい21歳以上49歳以下の男女12名(男性7名、女性5名)を2群に分け、2回のクロスオーバーテストを実施
※1 液晶駆動におけるHzとは、1秒あたりの表示更新回数を表し、120Hzであれば1秒間に120回表示を更新します。
※2 60Hz駆動との比較において。
※3 アプリによっては効果が得られないことがあります。
―― パフォーマンスが上がると、やはり気になるのは電池持ちです。長時間使用を実現するために、ソフトウェア開発部門の方もかなり苦労されたとお聞きしましたが……。
ソフトウェア担当
ソフト 本来であれば、パフォーマンスと省エネ性能は相反するものです。しかし当社には、長年培ってきた省エネ技術があります。様々な機能や利用シーンで、省エネする余地はないかを見極め、一つひとつ地道に改善してきました。まるで草むしりをするように、一つひとつの消費電力を極力抑えることで、3日間以上※4使えるスタミナ性能を実現しました。大切なのは、無駄な処理を排除して、適切な利用シーンで、適切にCPUを使うことなんです。
※4 平均的なスマートフォン利用(インテージ社2015年6月調査データを基に算出)があった場合の電池の持ち時間です(NTTドコモ調べ)。実際の利用状況(連続通話や動画を大量にダウンロードした場合など)によってはそれを下回る場合があります。
―― 電池を長持ちさせる“長エネスイッチ”も、同じ考え方でしょうか?
商品企画担当
企画 当社の省エネ技術によって、電池はだいぶ持つようになりました。それに加えて、もっと電池が持ってほしいシチュエーションに、もっと電池を持たせたいと考えました。例えば夜に充電するのを忘れて、朝気付いたら電池がない、そんな経験は誰にでもあると思います。でもすぐに家を出なければいけない。その日は電池を気にしてスマホが使えないですよね。
―― ありますあります。充電したつもりでも、コンセントの根元が抜けていたり……。
企画 それでも安心して使っていただきたいと考え、動作や機能を一部制限※5して、残量20%からでも1日※6持つようにしました。20%という数字は、「残量が何%になったら不安になるか」を基準に決めています。
※5 画面の明るさ、バックライト点灯時間、画面のなめらかさ、CPU動作、自動同期、Wi-Fi®、位置情報、ヒカリエモーションが制限されます。
※6 ディスプレイの点灯やメールの送受信、アプリの使用など、想定されるお客さまの1日の使用ケースを独自基準で策定し、実際に端末を使って測定したも のです (シャープ調べ)。電池の持ち時間については、ゲームやブラウザなどのアプリの動作および電話、メールなどのネットワーク通信により大きく変動します。
※ お買い上げ時の設定はOFFです。
ソフトウェア担当
ソフト “長エネスイッチ”は、コンセプトが決まった後に、どれだけの機能を制限すればいいのか、できるかどうかもわからないところから開発を進めてきました。様々な機能が関わる部分ですので、多くの部門が協力し合うことで、実現することができました。“パフォーマンス”と“電池持ち”。どちらも妥協せずに細部まで調整を重ねることで実現できた、当社だからこそのバランスだと思っています。
―― ありがとうございました。
ただ性能が良いものを組み合わせるだけではなく、
それらをうまく使いこなすことが大切なのですね。
次回は、AI(人工知能)とUI(ユーザーインターフェース)についてご紹介します!
(広報担当:M)
株式会社NTTドコモ向け<ドコモ スマートフォン AQUOS ZETA SH-04H>
(左から、White、Green、Black)
●画面はハメコミ合成です。実際の表示とは異なる場合があります。
「AQUOS ZETA SH-04H」
http://www.sharp.co.jp/products/sh04h/
EMOPARK(エモパーク)
http://k-tai.sharp.co.jp/dash/emopa/
「超キモチいい」を起動する
http://www.sharp.co.jp/products/sh04h/performance.html
開発のみなさん
● IGZO液晶ディスプレイは、株式会社半導体エネルギー研究所との共同開発により量産化したものです。
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