「8KとAIoT※1で世界を変える」 当社が掲げている事業ビジョンです。
AIoTで変わる世界「AIoT World」について、5回にわたってご紹介したいと思います。
※1 「AIoT」はシャープ株式会社の登録商標です。
シャープの考える「AIoT World」とは、家電製品などがインターネットにつながり、クラウドに情報を上げて、人工知能に考えさせることで、これまで機器単独では難しかった人に寄り添う機能を実現する世界です。
当社は、「機器」、「サービス」、「プラットフォーム(PF)」、「データ利活用」の4つを軸に「AIoT World」を拡大していきます。初回は、「AIoT機器の拡充」です。
AIoT機器の拡充について
従来の家電製品は単独で動作するものが多かったのですが、当社は今後、製品が集めた情報を共有することで実現可能な機能をプラスしたAIoT機器を拡充していきます。
例えば、最新のプラズマクラスターエアコン<Xシリーズ>は、進化したAIoTクラウドサービス「COCORO AIR(ココロエアー)」と連携し、部屋の冷えやすさや暖まりやすさ、生活パターンなどをクラウド上のAIで分析・学習することで、従来機比約17%※2の省エネを実現しました。プラズマクラスター加湿空気清浄機<KI-JP100>は温度・湿度・照度・ホコリ・ニオイ・人の検知情報や連携しているスマートフォンの位置情報、天気予報などを使って、最適なモードで運転。花粉の飛散量が多いと予想される日には自動で「花粉運転」に切り替えたり、お出かけ中に「集中浄化運転」をおこなったりします。
また、本日11月29日発売のプラズマクラスター洗濯乾燥機<ES-W111>は、新開発のAIoTクラウドサービス「COCORO WASH(ココロウォッシュ)」と連携することで、乾燥フィルターや糸くずフィルターの最適なお手入れ時期を事前にお知らせしたり、洗濯ものが乾きにくい日には乾燥機能の使用をおすすめしたりして、最適な洗濯方法を提案してくれます。
※2 <AY-J40X2>において、当社試験室(14畳・フローリング)にて、当社クラウドに蓄積されたユーザーのログデータで最も多い使用パターン(エアコンON/OFFを1日2回ずつ。設定温度26度。朝の起床から2.5時間の使用と夕方の帰宅から4時間の使用で、計6.5時間の使用、外気温は朝方30℃/夕方33℃)を想定した使用パターンで「COCORO AIR」制御あり(1,203Wh)と「COCORO AIR」制御なし(1,451Wh)とで比較。説明のための目安であり、設置環境や使用状況により効果は異なります。
当社のAIoT商品は、2015年10月に「ココロプロジェクト」※3として発表以来、今や10カテゴリー150機種以上にまで拡大しました(2018年11月現在)。今後もさらに拡充し、2019年度中に発売する白物家電商品の半分をAIoT化することを目標として取り組んでいます。
※3 家電やIT機器に「ココロ」をプラスし、単なる道具からパートナーに変えていくプロジェクト
次回は、「AIoTサービスの拡大」についてご紹介します。
(広報担当:C)
関連情報
プラズマクラスターエアコン<Xシリーズ>
プラズマクラスター加湿空気清浄機<HI-JP100>
プラズマクラスター洗濯乾燥機<ES-W111>
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