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5G Tokyo Bay Summit 2019で5Gを活用した8Kライブ中継を公開

2019年6月27日

著者:広報C

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5月29日から31日まで、東京ビッグサイト(東京都江東区)で無線通信に関する総合展示会 「ワイヤレス・テクノロジー・パーク(WTP)2019」が開催されました。

WTP2019の中で、株式会社NTTドコモ(以下、NTTドコモ)による「5G Tokyo Bay Summit 2019」という次世代通信5Gに関連する展示パビリオンが設けられ、その展示ブースに「5Gを使った8Kライブ映像/VOD(ビデオ・オン・デマンド)配信」を共同出展しましたのでご紹介します。

 

東京ビッグサイト正面入口

東京ビッグサイト正面入口

 

無線通信に関連する展示会・発表会が同時開催されていました

 

NTTドコモの「5G Tokyo Bay Summit」ブース

 

昨年の展示では会場内で、同期させた複数の8K映像コンテンツを5G無線(数メートル)で伝送するデモをしていましたが、今回は、ビッグサイトから約10km離れたスカイツリー(東京ソラマチ)から、光回線と5Gを経由して、ライブ中継するデモを行いました。

8K映像は、東京ソラマチにあるNTTドコモの常設展示「PLAY 5G ~明日をあそべ~」に仮設した当社製8Kカムコーダー<8C-B60A>で撮影したものです。

 

光回線と5G経由で送られてきた東京ソラマチからの8Kライブ映像(ビッグサイト)

 

送り手の東京ソラマチの方は・・・

 

東京ソラマチ「PLAY 5G ~明日をあそべ~」の8K映像の展示
(右)当社製8Kカムコーダー<8C-B60A>

送信側が東京ソラマチ、受信側がビッグサイトの中継の様子

 

今回はさらに、東京ソラマチ側に8Kライブ映像とは別のコンテンツも用意し、ビッグサイト側のタブレットでコンテンツを選択するとモニターの映像が切り替わるというソリューション展示も行いました。

例えば、観光案内所で超高精細の観光紹介コンテンツを見て行き先を選んだり、8Kライブ映像に切り替えてリアルタイムの混雑状況を確認した上で目的地を決定したり、といった用途が期待されます。

 

8K映像コンテンツ/8Kライブ映像 選択用タブレット

 

今回、5Gを介して非常に安定した8K映像伝送が実現できているのを見て、開発が着実に進んでいることを感じました。
シャープは今後、2020年の5G商用化に向けてさらに実験を重ね、5G技術と相性の良い8K高精細映像が様々なシーンで利用されるような社会を目指します。
(広報担当:C)

 

●今回の展示は、NTTドコモが実施主体として、総務省より受託した、平成30年度5G総合実証試験「屋外において平均4-8Gbpsの超高速通信を可能とする第5世代移動通信システムの技術的条件等に関する調査検討の請負」の一部を利用しています。

 

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