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性能やデザインを極めていくと「立体クリスタル形状」に。『シャープクリスタルマスク』商品化でのこだわりとは?(1/2) ―<マスクで社会貢献⑧>―

2021年12月7日

記事:広報H


前回の記事では、美・快適・防御力を追求したプレミアムタイプの『シャープクリスタルマスク』の特長をお伝えしました。このマスクがなぜスゴイのかを突き詰めていくと、「立体クリスタル形状1」がその鍵と言えそうです。今回は、商品開発にたずさわった担当者2への取材を通じ、新形状のマスクが生まれた背景や、採用した技術、工夫など、商品化における取り組みやこだわりについて、2回に分けて紹介します。

『シャープクリスタルマスク』販売サイト「COCORO STORE」はこちら

※1 『シャープクリスタルマスク』は、見た目の形状が6角柱の水晶(英語名:ロッククリスタル)と似ているため、本マスク形状を「立体クリスタル形状」と称しています。
※2 シャープマスクは、シャープディスプレイテクノロジー株式会社(以下、SDTC)が三重工場内のクリーンルームで製造、株式会社SHARP COCORO LIFE(以下、CLI)がECサイトにて販売を担当。商品開発は共同で行っています。

左より、(CLI)ソリューション開発部 係長 田邉 啓介、担当 菅村 衣織、課長 丸山 晋由

(SDTC)パネル生産統轄部 第四生産部 担当 奥村 ひかり

 

― 『シャープクリスタルマスク』商品化のきっかけを教えてください。

(CLI 丸山)シャープは社会貢献の一環としてマスク事業を行っており、これまで多くのお客さまに国産・高品質のマスクをお届けしてきました。
そして次のステップとして、PM2.5や花粉、ウイルス飛沫などに対し、さらに防御力が高く、医療用としても使用できるマスクが求められているのではないかと考えました。そんな、高性能・高品質のマスクをシャープのECサイトで気軽に購入いただければと思ったんです。

2021年11月10日に累計出荷3億枚を達成するなど、
多くの方に国産・高品質のマスクをお届けしてきました

 

― なぜ新形状のマスクを作ることになったんですか?

(SDTC 奥村)人の顔は、鼻やあごなど凹凸があるので、従来の形状ではどうしても隙間ができやすいです。防御力をさらに高めるためには、不織布のフィルターの性能はもちろんのこと、より顔にフィットした形状が不可欠だと考えました。社内で検討を重ねた末、凹凸に合わせて不織布を3枚溶着した3つ折り形状にたどり着きました。早速、この考えをもとに試作品を作成し、新形状のマスクとしてCLIに提案したんです。

(CLI 丸山)SDTCの提案をもとに調査・検討を進めた結果、ニーズがありそうだと判断し、共同で商品化を進めることにしました。実は、お客さまからのご要望として、もっとフィットするマスクや、さらに防御力が高い製品を求める声があったことも、新形状のマスクの商品化を決断した要因になりました。

 

― 最初から「立体クリスタル形状」だったんですか?

(SDTC 奥村)いいえ、そうではありません。工場で最初に作った試作品は、正面から見て長方形をベースとして上下に不織布を溶着したものでした。着けてみると、長方形の部分が顔を覆い隠すほど大きく、フィット感も乏しいもので、思わず「めっちゃ、ぶさいくやん!」と声が出てしまうほど、見た目も良いとは言えませんでした。それから、試作を繰り返し、納得できるレベルになったところでCLIに試作品を送ったのですが、いま考えるとその試作品も、ロボットの顔のように角ばっていました(笑)。

手に持っているのが最初の試作品

(CLI 丸山)試作品の検討を重ねる中で、この形状のマスクはフィット感と防御力以外にも、口の周りに空間が確保されて息がしやすいことや、スマートでおしゃれに見えるといったプラス要素もあることが分かってきました。それなら、性能の高さだけでなく、デザイン性にも優れたものを目指そうということになり、以降、SDTCの奥村さんとCLIの菅村さんの女性コンビを中心に、より良いデザインを追求してもらうことになりました。

 

― 見た目も大事ですからね。

(SDTC 奥村)はい。もっとフィット感が欲しい、ほお(頬)の部分をもう少し削った方が良いといった意見に加え、材料が肌に触れて心地よくないといったデザイン面以外の感想など、試作担当者にたくさんわがままを言いました。今年4月に開発をスタートし、毎日のように試着を繰り返しました。商品化に至るまでの試作品の数は60を超えたんじゃないでしょうか。  

クリルタスマスク試作品の写真

試作品の一部(中央上が最初の試作品、中央下が最初にCLIに提案した試作品)

(CLI 菅村)試作品を受け取ってから、「自分が着けるなら」という視点で試着を重ね、奥村さんと何度もやり取りをしながら検討を進めました。こだわったのはマスクをつけた際の見え方です。3枚の不織布の溶着部分が角ばらず滑らかに見えるよう、また、エラが張っていないように見せるなど、工夫を重ねました。特に横から見たときに、ほお(頬)からあご(顎)にかけてのフェイスラインがシャープに見えるよう、デザインの改良を重ねました。その結果、クリスタルのように6角形に見える「立体クリスタル形状」が誕生したんです。

左:最初の試作品 右:『シャープクリスタルマスク』完成品
(デザインの改良を重ね、ほお(頬)からあご(顎)にかけてのフェイスラインがシャープに)

 

― 『シャープクリスタルマスク』という名称は、その形状(6角形)からですか?

(CLI 菅村)そうです。形状だけでなく、クリスタルの持つ清潔感も新商品のコンセプトにマッチしたものです。また、当社は液晶のリーディングカンパニーとして、世界初の液晶電卓など、黎明期から数々の液晶関連製品を生み出してきました。液晶は英語で”liquid crystal(クリスタル)ですので、そういう意味からも新商品の名称にふさわしいと判断しました。

立体クリスタル形状のイメージ(左:水晶 右:シャープクリスタルマスク)

 

― 清潔感という言葉がでましたが、個別包装になったのもコンセプトに合いますね。

(CLI 田邉) マスクをより清潔な状態でお届けしたいとの思いから、新商品は1枚ずつ個別包装にしています。マスクの利用シーンを調べたところ、かばんの中に常に数枚、新しいマスクを入れている方が多いことが分かりました。個別包装でないむきだしのマスクをかばんに入れてしまったら、衛生的とは言いがたいですよね。そこで、持ち歩きやすさ・衛生面を考慮して、新商品では個別包装を採用しました。しわが寄らないように少しだけ空気を入れて包装する工夫もしています。

 

― 個別包装以外にも新たに取り入れたことはありますか?

(CLI 菅村)ご使用いただいていても気付かない方が多いと思いますが、シャープクリスタルマスクをじっくりと見てください。マスクのふちに小さな模様が並んでいるのが見えてきませんか?

 

― えっ!? これ、もしかしてシャープのSですか??

<次回に続く>

 


『シャープクリスタルマスク』は、PM2.5や花粉、ウイルス飛沫などに対する防御力はもちろん、見た目の美しさにもこだわって開発したことがよく分かりました。次回も引き続き商品化に向けた取り組みや、刻まれたSの模様の秘密などを紹介します。お楽しみに!

※  記載されている内容は、掲載日時点の情報です。

マスクに刻まれたSの秘密!新たにこどもサイズもラインアップ!『シャープクリスタルマスク』商品化でのこだわりとは?(2/2) ―<マスクで社会貢献⑨>―

(広報H)         

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■製品情報:不織布マスク
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